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2008/06/23 (Mon) 22:00
映画レビュー「神様のパズル」 ~アインシュタイン・ガール~ 

16日は、MOVIX京都にて、映画「神様のパズル」を観て来ました。

人間が、「宇宙をつくる」という神の領域に迫ります。

アイスのカフェオレを飲みながら観るのが、最近のマイブームです(^^)
ただ、あの容器って、蓋を開けづらいですね。シロップとミルクを入れようとするんですが、その時、蓋に刺さっていたストローを持って行く場所がない。しょうがないから、ストローが刺さった状態のままで蓋を持って、シロップとかを入れるんだけど、これが難しいの何の。
ストローから、カフェオレが垂れてきます・・・。

カウンター前で、いつもアタフタとしてます(笑)
ストローもセルフサービスにして、後から刺すようにすれば良い気がします。

映画「神様のパズル」
監督:三池崇志
主演:市原隼人・谷村美月
共演:松本莉緒

「宇宙をつくることはできるのか?」

評価:70点

宇宙誕生の謎に挑んだ力作だが、一風変わった作風は、評価の分かれるところ。
前半のディベートのシーンにおける丁々発止のやり取りは、良かった。大いに知的興奮を味あわせてもらった。これには、意表を突かれた。
ただ、後半のパニックアクション的な部分が、ありきたりな作りで、大きく失速してしまった。残念。アクションシーンにおける既視感は、最後まで拭えなかった。


(あらすじ)
双子の弟・善一(市原隼人)が、女のケツを追って、海外旅行へ。
兄の基一(市原隼人・二役)は、大学の講義やゼミの代返を任される。しかも、よりによって、素粒子物理学という超難解なゼミだ。
ゼミに赴くなり、美人の鳩村教授(石田ゆり子)から、人工授精で創られた天才少女サラカ(谷村美月)が登校してこないので、ゼミに引っ張り出して来いと言われる。
サラカをゼミに連れ出して来たのは良いものの、落ちこぼれロッカーである基一には、ゼミの内容がサッパリと分からない。しかし、その場の成り行きとやらで、「宇宙をつくることはできるか?」のディベートの賛成派に回ってしまう。


【孤高のアインシュタイン・ガール】
天才少女サラカだが、「私は天才ではない」を繰り返して言うのは、アインシュタインの言葉を強く意識したものであろう。
服装は、ジャージの上下という超ラフな格好だが、なぜか胸のファスナーが全開で、胸の谷間が丸見え。そして、短パンと合わせて妙なエロさを醸し出している。
人工授精という普通ではない生まれ方をした為か、この世に生を受けた事に負い目を感じている。その心の傷が、彼女を宇宙誕生の謎の研究に向かわせる原動力となっているようだ。

@谷村美月は、映画「カナリア」以来、こうした奇抜な役柄において、独特の雰囲気を出すのが上手い。また、やたらと老けた感のあるルックスが前から気になっていたが、今回でのようなエロティックで大人びた役柄においては、そのルックスが逆にプラスになっていたと思う。
同年代(90~91年生まれ)においては、夏帆・北乃きい・飛鳥凛など、ルックスと演技力を兼ね備えた強力なライバルが多いが、何とか生き残っていくだろう。


【白熱のディベート】
さて、この映画で白眉ともいえるのは、ゼミでのディベートのシーンである。
物理学に関する知識が無に等しかった基一が、宇宙の誕生にまつわる諸問題について、実に分かりやすい説明を繰り広げる。
そこで繰り出される理論は、「相対性理論」に始まり、「量子力学」から、最新の「超ひも理論」「超対称性理論」まで押さえられている。また、「インフレーション」「四つの力」「マルチバース(多重宇宙)」「粒子」「反粒子」といった専門用語も、当然の事ながら、ポンポンと出てくる。

え~と、これって、何の映画でしたっけ?と言いたくなる位、本格的な内容であった。

その分かりやすくて熱のこもった説明を前にして、ググッと映画の世界へと引き込まれていった。基一は落ちこぼれだったのでは?という陳腐な疑問すら消し飛んでしまった(笑)

宇宙誕生の瞬間から、「インフレーション」~「宇宙の晴れ上がり」がどのようにして起こったのか。とか、「四つの力」が、どのようにして、枝分かれしていったのか、とかまで、懇切丁寧に教えてくれる。


【巨大加速器】
理論の部分が終わったら、今度は実践だとばかりに、この映画では超巨大加速器「むげん」が登場してくる。粒子を加速するリングが二つあるのが、今作でのミソであろう。

@現実世界では、世界最大の円形加速器(「LHC」大型ハドロン衝突加速器)がスイスにあるが、今年中には稼動予定である。リングは一つで、1周27キロもある。
映画の中では、人工ブラックホールが一瞬出来るが、すぐに蒸発する。現実のLHCにおいても、人工ブラックホールが生成・蒸発する可能性は高い。

そういう意味で、今作は、実にタイムリーな映画と言えよう。ディベートのシーンで知的興奮を呼び起こされてワクワクしたし、後半部分において、あと一歩で宇宙ができる(ビックバン発生)所では、ゾクゾクさせられた。

(まとめ)
奇をてらった作品であるし、あまりに専門的な内容なので、とっつきにくさはあった。今作では、基一とサラカの恋愛事情が、もう一つの見所となるはずだったが、ほとんど何も描けてなかったと言って良い。ラストも良く分からんかったし。
しかし、稀に見る力作だった事は、確かである。

参考文献:Newton別冊「次元とは何か」NEWTON PRESS
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